ESAT-J対策完全ガイド!Part A〜Dの問題形式・解答のコツ・練習方法を解説
ESAT-Jは、東京都立高校入試で活用される英語スピーキングテストです。
英単語や文法の知識だけでなく、実際に英語を使って「相手に伝える力」を見られるため、普段の単語や文法の学習とは少し違った対策が必要になります。
例えば、ESAT-Jでは次のような力が求められます。
- 英文を相手に伝わるように読む力
- 質問に対して、短く英語で答える力
- イラストの流れを見て、英語で説明する力
- 自分の意見と理由を英語で話す力
そのため、ESAT-J対策では、単語や文法を覚えるだけでなく、実際に声に出して英語を話す練習が欠かせません。
大切なのは、問題形式を理解し、各パートで何を意識して答えればよいのかを知ることです。
ESAT-Jは、スピーキングへの苦手意識から、つい難しく感じてしまうかもしれませんが、しっかりと試験の内容を理解し、焦らずに回答すれば高得点が狙えるテストです。
この記事では、ESAT-JのPart A〜Dについて、問題形式や採点で見られるポイント・対策方法などをわかりやすく解説します。
都立高校を目指す中学生と保護者の方に向けて内容をまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
※今回のESAT-Jとは、ESAT-J YEAR 3のことを指します。
結論:ESAT-J対策の重要ポイント
ESAT-J対策では、Part A〜Dそれぞれで、次のポイントを意識しましょう。
Part A:音読
- 意味のまとまりごとに読む
- 大事な語をはっきりと読む
- 聞き手に伝わる速さで読む
Part B:会話
- 1〜2問目では、画像を見て、話の流れがつながるように答える
- 3〜4問目では、自分の学校生活や好きなことについて答えを用意しておく
- 5問目では、What / Where / When / Why / How などを使って質問を作る練習をする
- どの問題も、短くても主語と動詞のある文で答える
Part C:ナレーション
- 最初の指定表現をそのまま使う
- 4つのイラストの流れを整理する
- すべてを完璧に話せなくても、まずは2つ以上のイラストに触れる
- 過去の出来事を説明するため、できるだけ過去形を意識する
Part D:意見発表
- 最初に自分の意見をはっきり言う
- 理由を必ず1つは伝える
- 余裕があれば具体例も加える
- 短くても主語と動詞のある文で話す
最初から難しい英語を使う必要はありません。まずは、短い文でもよいので、質問に合った内容を英語で話す練習を続けていきましょう。
練習を積み重ねることで、本番でも落ち着いて、自分の考えを相手に伝えやすくなります。
この記事を参考に少しずつESAT-Jの対策を始めてみてください。
ESAT-Jの対策で最初に知っておきたいこと
ESAT-Jの対策で最初に知っておきたいのは、ESAT-Jは「英語を知っているか」だけでなく、「英語で相手に伝えられるか」を見るテストだということです。
英単語や文法を覚えることも、もちろん大切です。
しかし、ESAT-Jはそれだけではなく、実際に英語を声に出して話す力が求められます。
例えば、試験では次のような問題が出ます。
- 英文を声に出して読む
- 英語の質問に答える
- イラストの内容を英語で説明する
- 自分の意見と理由を英語で話す
つまり、ESAT-Jでは、頭の中で英語を理解しているだけではなく、聞いている人に伝わるように英語を話すことが大切です。
ESAT-Jの採点基準
ESAT-Jでは、どれだけ英語の知識を持っているかではなく、実際に英語を使って「相手に伝えられるか」が100点満点で評価されます。
ESAT-Jは、3つの観点で評価します。
- 相手に言いたいことが伝わっているか
- 言語使用が適切であったか
- 相手に伝わる音声で話せているか
問題ごとに3つの観点で評価され、満点の目安は次の通りです。
| パート | 評価される力 | 満点の目安 |
| Part A | 英文を相手に伝わるように読む力 | 発音や間の取り方にやや不自然な箇所があるが、発音・強弱・速さ・間がおおむね自然であり、聞き手が内容を理解できる。 |
| Part B | 質問に答えたり、質問を作ったりする力 | 文法、語彙、発音にやや誤りは見られるが、5つの課題すべてに対して、場面に合った内容をほぼ適切に解答できる。 |
| Part C | 4コマの流れを英語で説明する力 | 文法、語彙、発音にやや誤りは見られるが、4つのイラストすべてを、重要なポイントを入れながら順番に説明できる。 |
| Part D | 自分の意見と理由を英語で話す力 | 文法、語彙、発音にやや誤りは見られるが、自分の意見を理由と具体例を加えながら、詳しく説明できる。 |
都立高校入試では「20点満点」で加算される
都立高校入試(第一次募集・分割前期募集など)では、 学力検査の得点+調査書点(内申換算)にESAT-Jの結果を、最大20点を加えて「総合得点」を算出します。
例:7:3配点の学校なら700点+(300点+20点)=1020点満点という扱いになります。
ポイントは、ESAT-Jが「英語の学力検査の一部」ではなく、調査書に記載される評価として総合得点に入るということです。
評価A〜Fを20点に換算
都立高校入試では、ESAT-Jのスコア(0〜100点)そのものではなく、A〜Fの6段階評価を次のように20点満点に点数化して扱います。
- A = 20点
- B = 16点
- C = 12点
- D = 8点
- E = 4点
- F = 0点
段階別評価とスコアの目安
ESAT-Jは「スコア(0〜100)」が出たうえで、段階別評価(A〜F)に振り分けられます。東京都の公表データでは、2026年度入試でのスコア帯の目安は次のように示されています。

参考:https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026/02/2026020206
※年度により変更の可能性があります。最新情報は必ず公式資料(実施要項・実施状況・公式ページ)をご確認ください。
全パート共通の鉄則
ESAT-Jは「完璧な英語」より「相手に伝えようとする姿勢」が大切です。
ESAT-J対策をしていると、
「文法を間違えたら、大きく減点されるのかな」
「発音がきれいじゃないと、点数が取れないのかな」
と不安になる人もいると思います。
もちろん、正しい文法や聞き取りやすい発音で話すことは大切です。
しかし、最初から完璧な英語を話そうとしなくても大丈夫です。
ESAT-Jでは、回答に少し誤りがあっても、採点基準に従って「できていること」が評価されます。
例えば、次のような点は評価につながります。
- 質問に合った内容を英語で答えようとしている
- 単語だけでなく、主語と動詞のある文で伝えようとしている
- 少し文法ミスがあっても、言いたい内容が伝わっている
- 相手に内容が伝わる声の大きさや発音で話せている
- 黙らずに、自分の考えを英語で伝えようとしている
そのため、ESAT-Jで大切なのは、ミスを恐れて黙ってしまうことではなく、自分の言いたいことを英語で相手に伝えようとすることです。
質問に対して何も答えずに黙ってしまうと、相手には何も伝わりません。
そのため、ESAT-Jではミスを恐れず、話すことを意識しましょう。
ESAT-Jの問題形式|Part A〜Dで何が出る?
ESAT-Jでは、Part A〜Dの4つのパートが出題されます。
この後、それぞれの問題について説明しますが、まずは概要を理解しましょう。
| パート | 内容 | 出題形式 | 問題数 | 準備時間 | 解答時間 |
| Part A | 音読 | 英文を読み上げる | 2問 | 30秒 | 各30秒 |
| Part B | 会話 | 質問を聞いて応答する 相手に質問する | 5問 | 基本なし 5問目のみ10秒 | 各15秒 |
| Part C | ナレーション | ストーリーを英語で話す(4コマ) | 1問 | 30秒 | 40秒 |
| Part D | 意見発表 | 自分の意見を述べる | 1問 | 60秒 | 40秒 |
ESAT-Jの概要、受験方法、点数、問題形式など、より詳しく知りたいという方は下記の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。
Part Aの問題と対策
Part Aは、画面に表示された英文を音読する問題です。
問題数は2問で、それぞれ30秒の準備時間があり、そのあと30秒以内で英文を読み上げます。

Part Aの攻略ポイントは3つ
Part Aでまず意識したいポイントは、次の3つです。
- 意味のまとまりごとに読む
- 大事な語をはっきりと読む
- 聞き手に伝わる速さで読む
Part Aでは、この3つを意識して、聞いている人に内容が伝わるように読むことが大切です。
Part Aで見られる採点ポイント
Part Aの採点では、主に次の2つが見られます。
- 発音と音の強弱
- 読む速さと間の取り方
Part Aは、これらのポイントをもとに星4段階で評価されます。
星3つが最高評価で、小さい星1つは解答ありと解答なしの2種類に分類して表されます。
発音と音の強弱
Part Aでは、英語をただ読むだけでなく、聞いている人に伝わるように読むことが大切です。
英語では、すべての単語を同じ強さで読むわけではありません。
例えば、a / to / is / or / he などは、文をつなぐ役割が大きいため、強く読む必要はありません。
一方で、school / library / beautiful / run / event など、意味を伝えるうえで大切な語は、はっきり読むことを意識しましょう。
読む速さと間の取り方
読む速さや間の取り方も大切です。
速く読みすぎると、聞いている人が内容を理解しにくくなります。
反対に、読むのが遅すぎたり、何度も止まったりすると、不自然に聞こえてしまいます。
Part Aでは、速く読むことよりも、聞いている人が理解しやすい速さで、自然に読むことを意識しましょう。
Part Aの対策方法
Part Aの対策では、いきなり長い英文を読むよりも、短い文から少しずつ練習するのがおすすめです。
おすすめの対策は、次の3つです。
- 短文チャンク音読
- シャドーイング
- 30秒通し読み
イラストに練習方法をまとめたので、参考にしながら学習してみてください。

Part Bの問題と対策
Part Bは、英語で質問を聞き、それに対して英語で答える会話のパートです。
Part Aのように英文を読むのではなく、その場で質問に答えたり、自分で質問を作ったりする必要があります。

Part Bの攻略ポイントは3つ
Part Bでまず意識したいポイントは、次の3つです。
- 質問に合った内容を短く答える
- 主語+動詞のある文で答える
- 5問目は疑問詞を使って質問を作る
Part Bは全部で5問あり、内容は次の3つに分かれています。
- 1〜2問目:相手の質問に答える(画像を見ながら答える)
- 3〜4問目:相手の質問に答える(受験者の日常生活などについて答える)
- 5問目:相手に質問する(与えられたテーマについて自分で質問を作る)
解答時間は、それぞれ15秒以内です。
1問あたりの回答時間は短いので、長い英文を話そうとする必要はありません。
ここでも冒頭で説明した鉄則が重要です。
質問に合った内容を短く、主語と動詞を含む文で答えると、内容が伝わりやすくなります。
Part Bの採点で見られているポイント
Part Bでは、次の3つが評価されます。
- 相手に言いたいことが伝わっているか
- 質問に合った言葉を使えているか
- 相手に伝わる音声で話せているか
ここでも冒頭で説明した鉄則が重要です。
Part Bは、これらのポイントをもとに、A2.1〜Pre A1の5段階で評価されます。
A2.1が最も高い評価で、Pre A1が最も低い評価です。
A2やA1は、CEFRという英語力のレベルを表す指標にもとづいています。
ここから、3つの評価ポイントを順番に見ていきましょう。
相手に言いたいことが伝わっているか
1つ目は、相手に言いたいことが伝わっているかです。
質問に対して何かしら英語で答えるように意識しましょう。
Part Bで最も避けたいのは、何も話さずに黙ってしまうことです。
答えに詰まったときは、すぐに黙るのではなく、
- Well...(ええと……)
- Let me see...(そうですね……)
- I think...(私は〜と思います)
などの短いつなぎ表現を使って、少し考える時間を作るのも1つの方法です。
ただし、つなぎ表現だけで終わると答えにはなりません。
そのあとに、短くてもよいので自分の答えを続けましょう。
質問に合った言葉を使えているか
2つ目は、言葉の使い方が適切かどうかです。
質問に合った単語や表現を使って、自分の考えを英語で伝えることが大切です。
例えば、単語だけで答えるよりも、主語と動詞を入れた短い文で答えたほうが、内容は伝わりやすくなります。
相手に伝わる音声で話せているか
3つ目は、相手に伝わる音声で話せているかです。
ネイティブスピ―カーのような発音である必要はありません。
ただし、声が小さすぎたり、速すぎたりすると、内容が伝わりにくくなります。
Part Bの対策方法
ここでは、Part B対策でおすすめの練習方法を紹介します。
- 1〜4問目は「短い文で答える」練習をする
- 5問目は「質問の形」を作る練習をする
- 短文チャンク音読で、伝わる話し方を練習する
1〜4問目は「短い文で答える」練習をする
Part Bの1〜4問目では、次の3つを意識して練習しましょう。
- 主語+動詞のある文で答える
- 1問目と2問目は、内容をつなげて答える
- 3〜4問目は「自分の答えを用意する」練習をする

5問目は「質問の形」を作る練習をする
Part Bの5問目では、答えるのではなく、自分で質問を作る必要があります。
そのため、まずは正しい質問の形を作ることが大切です。

短文チャンク音読で、伝わる話し方を練習する
最後に、短文チャンク音読もおすすめです。
チャンクとは、意味がつながっている言葉のかたまりのことです。
英語は、1語ずつバラバラに読むよりも、意味のかたまりごとに読むほうが、相手に伝わりやすくなります。

Part Cの問題と対策
Part Cは、「ナレーション」のパートです。
画面に①〜④の4つのイラストが表示され、その流れを順番どおりに英語で説明します。

Part Cの攻略ポイントは3つ
Part Cでまず意識したいポイントは、次の3つです。
- 最初の指定表現をそのまま使う
- 4つのイラストの流れを順番に話す
- 過去形を意識して、短い文で説明する
Part Cでも、鉄則が大切です。
4つのイラストで何が起きているのかを、相手に伝わるように説明することを意識してください。
最初に One day... や Last week... などの表現が指定されている場合は、その表現をそのまま使って話し始めましょう。
また、問題によっては、イラストに描かれている人物になったつもりで話すこともあります。
例えば、男の子が本を読んでいるイラストでも、
He was reading a book.
訳:彼は本を読んでいました。
ではなく、
I was reading a book.
訳:私は本を読んでいました。
のように、自分がその人物になったつもりで話す場合があります。
Part Cの準備時間は30秒、解答時間は40秒以内です。
準備時間の間に、4つのイラストで「誰が」「何をしたのか」を整理しておきましょう。
Part Cの採点で見られているポイント
ここでは、Part Cの採点で見られているポイントについて解説します。
Part Cでは、4つのイラストを見て、過去の出来事について、話の流れに沿って説明する力が見られます。
Part Cで意識したい評価ポイントは、次の3つです。
- 相手に言いたいことが伝わっているか
- 言葉の使い方が適切か
- 相手に伝わる音声で話せているか
Part Cでは、これらのポイントをもとに、A2.2〜Pre A1の6段階で評価されます。
A2.2が最も高い評価で、Pre A1が最も低い評価です。
ここからは、3つの評価ポイントを順番に見ていきましょう。
相手に言いたいことが伝わっているか
1つ目は、相手に言いたいことが伝わっているかです。
これは、4つのイラストの流れについて、必要な内容を相手に伝わるように話せているかという点です。
ここでも前半で解説した鉄則が重要です。
例えば、4つ全部をうまく説明できなくても、少なくとも2つのイラストについて内容を伝えられれば、A1.3の評価を目指せます。
そのため、Part Cでは、何も話せずに終わってしまうよりも、わかる部分から英語で説明することが大切です。
言葉の使い方が適切か
2つ目は、言葉の使い方が適切かどうかです。
Part Cでは、イラストの内容を説明するために、知っている英語を使って文を作る力が見られます。
特に意識したいのは、次の2つです。
- 主語と動詞のある文で話す
- 過去の出来事なので、過去形を使う
例えば、
He go to the park. (彼は公園へ行く。)
のように少し文法ミスがあったとしても、人物が公園に行ったことは伝わります。
ただし、Part Cは過去の出来事を説明する問題なので、できれば、
He went to the park.
訳:彼は公園へ行った。
のように、過去形を使って話せるとよりよいです。
相手に伝わる音声で話せているか
3つ目は、相手に伝わる音声で話せているかです。
はっきりとした声で、イラストの流れが相手に伝わるように話すことを意識しましょう。
Part Cで押さえるべき5つのポイント
Part Cで高評価を目指すためには、次の5つを意識しましょう。
- 最初の指定表現を必ず使う
- 最低2つのイラストに触れる
- 少しミスがあっても、流れが伝われば評価につながる
- 過去形を意識する
- 主語+動詞のある文で答える
最初の指定表現を必ず使う
1つ目は、最初の指定表現を必ず使うことです。
Part Cでは、イラストの上に One day や Last week のような表現が表示されます。
これは、解答の最初に使う表現です。
そのため、話し始めるときは、
One day, I was in the classroom.(ある日、私は教室にいました。)
のように、指定された表現をそのまま使いましょう。
最低2つのイラストに触れる
2つ目は、最低2つのイラストに触れることです。
もちろん、4つすべてのイラストを説明できるのが理想です。
しかし、最初から完璧に話そうとすると、途中で止まってしまうこともあります。
そのため、まずは2つ以上のイラストについて話すことを目標にしましょう。
例えば、次のイラストであれば、

I was in the classroom.
訳:私は教室にいました。
A girl left her book.
訳:女の子が本を置き忘れました。
のように、2つの場面だけでも説明できると、何が起きたのかが少しずつ伝わります。
少しミスがあっても、流れが伝われば評価につながる
3つ目は、少しミスがあっても、流れが伝われば評価につながることです。
例えば、過去形を少し間違えたとしても、
- 私は教室にいた
- 女の子が本を忘れた
- 私は女の子を追いかけた
- 私は女の子に本を渡した
という流れが伝われば、評価につながります。
過去形を意識する
4つ目は、過去形を意識することです。
Part Cでは、過去の出来事を説明することが多いです。
そのため、できるだけ過去形を使うようにしましょう。
例えば、
- go → went
- see → saw
- give → gave
- run → ran
- leave → left
のような形です。
もちろん、本番で全部を完璧に言えなくても大丈夫ですが、「過去の話だから過去形を使う」という意識は持っておきましょう。
主語+動詞のある文で答える
5つ目は、主語+動詞のある文で答えることです。
Part Cでは、単語を並べただけでは、何が起きたのかが伝わりにくくなります。
例えば、
girl, book, classroom, run
のように単語だけを言っても、誰が何をしたのかがわかりにくいです。
それよりも、
A girl left her book.
訳:女の子が本を置き忘れました。
訳:I ran after her.
私は彼女を追いかけました。
のように、短くても文の形で話すことが大切です。
Part Cの対策方法
ここでは、Part C対策でおすすめの練習方法を紹介します。
Part Cでは次の4つのステップで練習していくのがおすすめです。
- イラストの流れを日本語で整理する
- 日本語の文章を英語にする
- 添削してもらう
- 作成した英文を音読する

Part Dの問題と対策
Part Dは、「自分の意見を発表する」パートです。
英語の授業の場面を想定して、与えられたテーマに対して、自分の意見とその理由を英語で話します。

Part Dの攻略ポイントは3つ
Part Dでまず意識したいポイントは、次の3つです。
- 最初に自分の意見をはっきり言う
- 理由を必ず1つは伝える
- 余裕があれば具体例も加える
問題では、画面に3つのヒントが表示されます。
例えば、
How can students use their free time well?
学生は自由時間をどのように有効に使うことができますか?
というテーマに対して、
- reading books
- helping family
- playing sports
のようなヒントが表示されます。
答えるときは、このヒントを使ってもよいですし、自分で考えた意見を話しても大丈夫です。
準備時間は60秒、解答時間は40秒以内です。
準備時間の間に、何について話すか、理由は何にするかを決めておきましょう。
Part Dの採点で見られているポイント
ここでは、Part Dの採点で見られているポイントについて解説します。
Part Dでは、テーマに対して自分の意見を述べ、その理由や具体例を相手に伝える力が評価されます。
採点ポイントは、次の3つです。
- 相手に言いたいことが伝わっているか
- 言葉の使い方が適切か
- 相手に伝わる音声で話せているか
Part Dは、これらのポイントをもとに、A2.2〜Pre A1の6段階で評価されます。
A2.2が最も高い評価で、Pre A1が最も低い評価です。
ここからは、3つの評価ポイントを順番に見ていきましょう。
相手に言いたいことが伝わっているか
1つ目は、相手に言いたいことが伝わっているかです。
Part Dでは、次のような内容を話せているかが大切です。
- 自分の意見を言えているか
- なぜそう思うのかを説明できているか
- できれば具体例も加えられているか
例えば、「私たちの町をもっと良くするにはどうすればいいでしょうか?」という問題であれば、
ただ「公園を増やす」と言うだけでなく、「多くの人が遊べるから」のように理由まで話せると、内容が伝わりやすくなります。
Part Dでは、長く話すことよりも、まずは意見と理由を相手に伝えることを意識しましょう。
言葉の使い方が適切か
2つ目は、言葉の使い方が適切かどうかです。
主語と動詞のある短い文で、自分の意見や理由を伝えることが大切です。
例えば、
Students can learn many things.
生徒たちは多くのことを学ぶことができます。
のように、「誰が」「どうする」「何を」がわかる文で話せると、内容が伝わりやすくなります。
相手に伝わる音声で話せているか
3つ目は、相手に伝わる音声で話せているかです。
ここでも鉄則を意識して、はっきりとした声で、自分の意見が伝わるように話すようにしましょう。
Part Dの対策方法
ここでは、Part D対策でおすすめの練習方法を紹介します。
Part Dでは、テーマに対して自分の意見を述べ、その理由や具体例を英語で話す力が求められます。
高評価を目指すためには、次の6つを意識して練習することが大切です。
- 最初に自分の意見をはっきり言う
- 理由を必ず1つは言う
- できれば具体例を1つ入れる
- 短くても文の形で話す
- 少しミスがあっても、伝わるように話す
- 使いやすいテンプレートを覚える

まとめ
ESAT-Jは完璧な英語を目指すより、「間違えてもいいから、主語と動詞のある短い文で伝えようとする姿勢」が何より大切です。
各パートのコツを掴んで、数ヶ月前から1日5分でも声に出す練習を続ければ、本番も焦らず点数をもぎ取れます。
まずは問題形式を知ることから、少しずつ対策を始めてみてくださいね!
ESAT-J対策でよくある質問
最後に、ESAT-J対策でよくある質問に答えていきます。
-
ESAT-Jは何から対策すればいいですか?
-
まずは、Part A〜Dの問題形式を知ることから始めましょう。
そのうえで、今回紹介した練習を実践するのがおすすめです。
-
ESAT-Jはいつから対策を始めるべきですか?
-
本格的な対策は「実施日の2〜3か月前」から、意識的な準備は「夏休み明け(9月頃)」から始めるのが理想的です。
本番は11月下旬〜12月上旬に行われるため、学校の定期テストや受験勉強と並行して進める必要があります。
-
ESAT-Jは文法ミスをしたら大きく減点されますか?
-
少し文法ミスがあっても、内容が相手に伝われば評価につながります。
完璧な英語を目指すよりも、質問に合った内容を、主語と動詞のある文で伝えることを意識しましょう。
-
ESAT-Jは発音が悪いと点数が取れませんか?
-
ネイティブのような発音である必要はありません。
ただし、声が小さすぎたり、ぼそぼそ話したりすると内容が伝わりにくくなります。知っている単語をはっきり話すことを意識しましょう。
-
Part Aの音読では何を意識すればいいですか?
-
すべての単語を同じ強さで読むのではなく、意味を伝える大事な語をはっきりと読むことが大切です。
また、1語ずつ止まらず、意味のまとまりごとに読む練習をしましょう。
-
Part Bで答えが思いつかないときはどうすればいいですか?
-
まずは短い文で答えることを意識しましょう。
例えば、単語だけで Talent show. と答えるより、I want to watch the talent show. のように答えると、内容が伝わりやすくなります。
-
Part Cで4つのイラストすべてを説明できないとダメですか?
-
4つのイラストすべてを説明できるのが理想です。
ただし、最初から完璧を目指さなくても大丈夫です。まずは2つ以上のイラストに触れて、話の流れを伝えることを目標にしましょう。
-
Part Dで具体例まで言えない場合はどうすればいいですか?
-
まずは、意見と理由を言うことを優先しましょう。
例えば、I think reading books is good. Because students can learn many things. のように、まずは、短くても意見と理由が伝わる形で答えることが大切です。
-
ESAT-J対策で毎日やるべきことは何ですか?
-
毎日5〜10分でもよいので、英語を声に出す練習をしましょう。
短文チャンク音読、Part Bの1問1答、Part Cの4コマ説明、Part Dの意見・理由を話す練習など、どれか1つでもいいので少しずつ続けることが大切です。
-
ESAT-J対策に過去問や練習問題は使ったほうがいいですか?
-
使ったほうがよいです。
問題形式に慣れておくと、本番で焦りにくくなります。特に、準備時間や解答時間を意識して練習すると、実際の試験に近い形で対策できます。

