ESAT-Jとは?中学校英語スピーキングテストの問題形式・日程・都立入試への影響
「ESAT-Jは、どのようなテストなの?」
「いつ、どのように受験するの?」
「都立高校入試の合否にどれくらい影響する?」
このような疑問を持っている中学生や保護者の方も多いのではないでしょうか。
ESAT-Jは、東京都が実施する中学校英語スピーキングテストです。中学1・2年生を対象としたYEAR 1・YEAR 2と、中学3年生を対象としたYEAR 3があり、このうちESAT-J YEAR 3の結果は、都立高校入試で活用されます。
都立高校入試では、ESAT-J YEAR 3のA〜F評価が20点満点に換算されます。そのため、都立高校を受験する中学3年生は、実施日や申し込み方法、問題形式、入試での扱いを事前に理解しておくことが大切です。
ただし、必要以上に不安になる必要はありません。ESAT-Jの仕組みや当日の流れをあらかじめ知り、本番形式で話す練習をしておけば、落ち着いて受験しやすくなります。
この記事では、ESAT-Jとはどのようなテストなのかをはじめ、YEAR 1〜3の違い、実施日程、申し込みから受験までの流れ、A〜F評価、都立高校入試への影響を分かりやすく解説します。
Part A〜Dの問題形式についても簡単に紹介するので、初めてESAT-Jについて調べる方は、まずこの記事で全体像を確認しておきましょう。
ESAT-Jの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 中学校英語スピーキングテスト |
| 実施者 | 東京都教育委員会 |
| 種類 | 中学1年生対象のYEAR 1、中学2年生対象のYEAR 2、中学3年生対象のYEAR 3 |
| 都立高校入試に使われるテスト | ESAT-J YEAR 3 |
| YEAR 3の主な対象 | 都内公立中学校等に在籍する中学3年生 |
| 試験方法 | タブレットとヘッドセットを使って英語の解答を録音する |
| 2026年度のYEAR 3本試験 | 2026年11月22日(日) |
| YEAR 3の問題形式 | Part A〜D |
| YEAR 3の結果 | 0〜100点のスコアとA〜F評価 |
| 都立高校入試での扱い | A〜F評価を最大20点に換算して総合得点に加算する |

アプリはApp Store・Google Playから無料でダウンロードできます。


ESAT-Jとは
ESAT-Jは、東京都が実施する「中学校英語スピーキングテスト」であり、ESAT-J YEAR 3の結果は都立高校入試に活用される点も大きな特徴です。
中学校の授業で学んだ英語を使って、「どのくらい話せるようになったか」(=話すことの到達度)を測るためのスピーキングテストとして位置づけられています。受験はタブレット端末を使用して行う形式で、紙の筆記試験とは異なり、端末上で問題を確認しながら回答します。
また、ESAT-J YEAR 3は学校の教室で受験するのではなく、指定された会場で受験する形式となっているため、事前に受験会場や当日の流れを確認しておくことが大切です。
ESAT-J YEAR 1・YEAR 2・YEAR 3の違い
ESAT-Jは、学年ごとに次の3種類に分かれています。
| 名称 | 対象学年 | 主な目的 |
|---|---|---|
| ESAT-J YEAR 1 | 中学1年生 | 中学1年生までに身につけたスピーキング力を確認する |
| ESAT-J YEAR 2 | 中学2年生 | 中学2年生までに身につけたスピーキング力を確認する |
| ESAT-J YEAR 3 | 中学3年生 | 中学3年生までのスピーキング力を測り、結果を都立高校入試に活用する |
都内公立中学校の3年生を対象としたESAT-Jは、2022年度(令和4年度)に始まりました。
その後、2023年度(令和5年度)から中学1年生向けの「ESAT-J YEAR 1」と、中学2年生向けの「ESAT-J YEAR 2」が開始されています。
さらに、2024年度(令和6年度)からは、中学3年生向けのテスト名称が「ESAT-J」から「ESAT-J YEAR 3」に変更されました。
このうち、都立高校入試の得点に使われるのはESAT-J YEAR 3です。YEAR 1・YEAR 2の結果が、そのまま都立高校入試の得点に加算されるわけではありません。
ESAT-J YEAR 3は、例年11月下旬に実施されています。2025年度は2025年11月23日に本試験が行われ、約6万8,000人が受験しました。
ESAT-J YEAR 3は誰が受ける?
2026年度のESAT-J YEAR 3は、都内公立中学校等に在籍する中学3年生全員が対象です。そのため、都立高校志望者だけでなく、私立高校を第一志望としている生徒も対象に含まれます。
ただし、都内公立特別支援学校の中学部や公立中学校の特別支援学級に在籍している生徒は、希望により受験します。
都内の国立・私立中学校や都外の中学校に在籍している生徒は原則として対象外ですが、ESAT-J YEAR 3の結果を都立高校入試で使用する場合は、申し込みをして受験できます。
申込期間や手続きについては、2026年度のESAT-J申し込み方法をご覧ください。
参考:東京都教育委員会「令和8年度 ESAT-J YEAR 3実施要項」
ESAT-J YEAR 1・YEAR 2の実施時期
ESAT-J YEAR 1・YEAR 2は、YEAR 3のように東京都内で一斉に同じ日に実施されるとは限りません。
在籍している中学校ごとに実施日が決められ、一般的には2月から3月ごろに学校内で実施されます。申し込みや受験に関する案内も、中学校を通して配布されるのが基本です。
実施時期や手続きは学校によって異なる場合があるため、必ず在籍している中学校からの案内を確認してください。
参考:学校配布資料の例
2026年度の申込期限、本試験日、追・再試験日、結果発表日をまとめて確認したい方は、2026年度のESAT-Jの日程一覧をご覧ください。
YEAR 1・YEAR 2で作成したアカウントはYEAR 3でも使える?
ESAT-J YEAR 1またはYEAR 2を受験する際に、保護者アカウントと生徒アカウントをすでに作成している場合、YEAR 3の申し込み時に新しいアカウントを作り直す必要は原則としてありません。
一度作成した保護者アカウントと生徒アカウントは、中学校を卒業するまで利用できます。
ただし、登録したメールアドレスやパスワードを忘れた場合や、転校などによって登録情報が変わった場合は、学校から配布される案内や公式FAQを確認しましょう。
参考:ESAT-J公式FAQ
ESAT-Jのスコアについて|都立高校入試での扱い
ESAT-J(YEAR 3)の結果は、都立高校入試において 「点数化されて総合得点に加算」されます。
ここを正しく理解しておくと、ESAT-Jの対策を「やりすぎる/やらなさすぎる」両方の失敗を防げます。
ESAT-Jは「20点満点」で加算される
都立高校(第一次募集・分割前期募集など)では、ESAT-Jの結果は 学力検査の得点+調査書点(内申換算)に 最大20点 を加えて「総合得点」を算出します。
例:7:3配点の学校なら700点+(300点+20点)=1020点満点という扱いになります。
ポイントは、ESAT-Jが「英語の学力検査の一部」ではなく、調査書に記載される評価として総合点に入るということです。
評価A〜Fが20点に換算(4点刻み)
入試に使われるのは、ESAT-Jのスコア(0〜100点)そのものではなく、A〜Fの6段階評価です。都立高校では、この評価を次のように 20点満点に点数化して扱います。
- A = 20点
- B = 16点
- C = 12点
- D = 8点
- E = 4点
- F = 0点
つまり、入試上の差は「4点刻み」でつきます。
「何点取ればA/B…?」スコア帯の目安
ESAT-Jは「スコア(0〜100)」が出たうえで、段階別評価(A〜F)に振り分けられます。東京都の公表データでは、スコア帯は次の目安として示されています。

参考:https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026/02/2026020206
※年度により変更の可能性があるため、最終確認はその年度の公式資料(実施要項・実施状況・公式ページ)を参照してください。
受験戦略:4点差をどう捉えるか(“Bを安定”など現実的目標設定)
ESAT-Jは入試の総合点に入るとはいえ、差がつく単位は4点刻みです。そのため戦略としては、次の考え方が合理的です。
- まずは「F回避(0点→4点)」が最優先
0点(F)と1点以上(E)で、入試上は 0点と4点の差になります。 - 現実的な目標は 「Bを安定(16点)」→余裕があればA(20点)
AとBの差は4点のため、ここを追いすぎて学力検査(5教科)対策の時間を削りすぎるのは本末転倒になりがちです。
ESAT-Jの点数や都立入試の換算点などは、下記の記事でも詳しく解説しているのであわせてご覧ください。
ESAT-J YEAR 3(中3)受験の流れ【2026年度】
STEP1:申込みの準備
- 中学校から配布される資料を確認し、必要に応じて保護者アカウントと生徒アカウントを作成します。
STEP2:受験申込み(保護者用マイページから)
- 保護者用マイページから受験申込みを行います。
- 申込期間:2026年7月2日~9月16日
- 受験上の配慮が必要な場合は、中学校に相談のうえ、9月4日までに申請します。
- 保護者用マイページの登録方法や顔写真の条件など、具体的な手続きについては、2026年度のESAT-J申し込み方法で詳しく解説しています。
STEP3:受験票を印刷
2026年10月下旬以降、中学校から以下の資料が配布されます。
- 受験票
- 受験の手引き
- 受験案内
会場や集合時間、持ち物を確認しておきましょう。
STEP4:本試験を受験する
本試験日:2026年11月22日(日)
受験票に記載された会場と時間に従って受験します。
STEP5:追・再試験を受験する
やむを得ない理由で本試験を受験できなかった場合は、申請により追試験を受けられます。
追・再試験日:2026年12月13日(日)
STEP6:結果を確認する
結果は、保護者用または生徒用マイページで確認できます。
- 本試験の結果公開:2027年1月6日
- 追・再試験の結果公開:2027年1月22日
本試験を欠席した場合の扱いや追試験を受けられる条件については、ESAT-Jを受けないとどうなる?欠席・未受験・追試と都立高校入試への影響をご覧ください。
STEP7:個人レポートを受け取る
後日、中学校から個人レポートが配布されます。
個人レポートには、0〜100点のスコアやA〜FのESAT-J GRADE、Part別評価、参考となるCEFR-Jレベル、今後の学習に向けたアドバイスなどが掲載されます。
結果が公開される日や確認方法、個人レポートの詳しい見方については、【2026年度】ESAT-Jの結果はいつ分かる?発表日・確認方法・個人レポートの見方で解説しています。
ESAT-J YEAR 3の結果は、2027年度の都立高校入試で活用されます。
※日程や手続きは変更される可能性があります。中学校から配布される資料や東京都教育委員会の公式ホームページも確認してください。
※スケジュールは年度により変更になる可能性があるので、公式ホームページから確認するようにしましょう。
引用:東京都教育委員会「令和8年度 中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J YEAR 3)実施要項」
ESAT-J YEAR 3の問題形式|Part A〜Dを解説
都立高校入試に活用されるESAT-J YEAR 3は、Part AからPart Dまでの4つのPartで構成されています。
英文を音読する問題だけでなく、質問に答える問題、4コマのイラストを説明する問題、自分の意見を話す問題が出題されます。
Partによって問題の形式や求められる力が異なるため、まずは全体の違いを確認しておきましょう。
| Part | 問題形式 | 問題数 | 準備時間 | 解答時間 |
|---|---|---|---|---|
| Part A | 英文を音読する | 2問 | 各30秒 | 各30秒 |
| Part B | 質問に答える・質問する | 5問 | Q1〜Q4はなし、Q5は10秒 | 各15秒 |
| Part C | 4コマのストーリーを説明する | 1問 | 30秒 | 40秒 |
| Part D | 自分の意見を発表する | 1問 | 60秒 | 40秒 |
参考:東京都教育委員会「ESAT-J YEAR 3サンプル問題」
※ESAT-J YEAR 1・YEAR 2は、YEAR 3と問題数や出題形式が一部異なります。ここからは、中学3年生を対象としたESAT-J YEAR 3について解説します。

Part A|英文を音読する問題
Part Aは、画面に表示された英文を声に出して読む問題です。
全部で2問あり、それぞれ30秒の準備時間と30秒の録音時間があります。
ただ文字を読むだけではなく、英文の意味や内容が聞き手に伝わるように読むことが大切です。

画像引用:https://youtu.be/m662ePBawko?si=2z7UVH25yRxxh3iM
採点では、主に次の点が見られます。
- 一つひとつの単語を分かりやすく発音できているか
- 語や文の大切な部分を適切に強く読めているか
- 聞き取りやすい速さで読めているか
- 不自然な場所で長く止まっていないか
すべての単語を完璧な発音で読む必要はありません。多少の発音ミスがあっても、聞き手が内容を理解できるように読むことが重要です。
Part Aの音声付き練習問題や採点基準、詳しい読み方については、ESAT-J Part A(音読)対策|練習問題・採点基準・高得点のコツで解説しています。
Part B|質問に答えたり質問したりする問題
Part Bは、相手の英語を聞いて質問に答えたり、自分から相手に質問したりする会話の問題です。

画像引用:https://youtu.be/m662ePBawko?si=2z7UVH25yRxxh3iM
全部で5問あり、次のような流れで出題されます。
- Q1・Q2:イラストを見ながら、相手の質問に答える
- Q3・Q4:学校生活や日常生活など、自分に関する質問に答える
- Q5:画面に表示された内容について、自分から相手に質問する
Q1からQ4には準備時間がありません。質問を聞いたあと、15秒以内に英語で答えます。
Q5には10秒の準備時間があり、そのあと15秒以内に質問します。
Part Bでは、長くて難しい英文を話すことよりも、聞かれた内容に合った答えを返すことが大切です。
例えば、「どこへ行きたいですか」と聞かれたら、短くてもよいので、行きたい場所を答えます。質問と関係のない英語を話しても、適切な解答にはなりません。
また、Q5では、What・Where・When・Why・Howなどを使って質問を作る練習をしておくと答えやすくなります。
Part Bの質問への答え方やQ5の質問の作り方、音声付き練習問題については、ESAT-J Part B(会話)対策|質問への答え方・練習問題・採点基準で詳しく解説しています。
Part C|4コマのストーリーを英語で説明する問題
Part Cは、4コマのイラストを見て、起きた出来事を順番に英語で説明する問題です。

画像引用:https://youtu.be/m662ePBawko?si=2z7UVH25yRxxh3iM
準備時間は30秒、解答時間は40秒です。
イラストの上には「Last week ...」など、話し始めるときに使う表現が表示されます。指定された表現を最初に使い、1コマ目から4コマ目までの出来事を説明します。
採点では、特に次の点が見られます。
- 4枚のイラストについて説明できているか
- ストーリーの重要な出来事に触れているか
- 出来事を時間の流れに沿って説明できているか
- 接続詞などを使い、話の流れをつなげているか
- 英語が聞き手に伝わっているか
一つのコマだけを詳しく説明するよりも、まずは4コマ全体の流れを伝えることが大切です。
準備時間では、それぞれのコマについて「誰が、どこで、何をしたか」を短く整理しましょう。
Then、After that、Finallyなどの表現を使うと、出来事の順番を伝えやすくなります。
Part Cの4コマの見方や英文の作り方、音声付き練習問題については、ESAT-J Part C(ナレーション)対策|4コマの答え方・練習問題・採点基準で詳しく解説しています。
Part D|自分の意見を英語で発表する問題
Part Dは、与えられたテーマについて、自分の意見を英語で発表する問題です。
画面にはテーマと3つのヒントが表示されます。ヒントから一つを選ぶか、自分で考えた意見を話します。

画像引用:https://youtu.be/m662ePBawko?si=2z7UVH25yRxxh3iM
準備時間は60秒、解答時間は40秒です。
Part Dでは、自分の意見を一文だけ話して終わるのではなく、理由や具体例を加えて詳しく説明することが求められます。
基本的には、次の順番で話すと内容をまとめやすくなります。
- 自分の意見を言う
- その理由を言う
- 具体例や自分の経験を加える
- 必要に応じて意見をもう一度まとめる
例えば、次のような流れです。
I think using the Internet can improve our English.
Because we can read and listen to many things in English.
For example, we can watch English videos on the Internet.
難しい意見を考える必要はありません。
準備時間では、正しそうな意見ではなく、自分が知っている英語で理由や例まで説明しやすい意見を選びましょう。
Part Dの意見・理由・具体例の組み立て方や音声付き練習問題については、ESAT-J Part D(意見発表)対策|意見・理由の答え方・練習問題・採点基準で詳しく解説しています。
ESAT-Jの練習問題を解きたい、解答例を確認したい方は、ESAT-Jの練習問題|Part A〜Dの問題例・解答例を無料で紹介もご覧ください。
Part B・C・Dで使いやすい基本表現は、「ESAT-Jで使える表現・フレーズ集」でまとめています。
ESAT-Jの採点基準|どこを評価される?
ESAT-Jでは、単に「文法や発音を間違えなかったか」だけで評価が決まるわけではありません。
東京都教育委員会のサンプル問題では、主に次の3つの観点から解答を評価すると示されています。
- 問題の場面や目的に合った内容を話せているか
- 文法や語彙を使って内容を表現できているか
- 聞き手に伝わる発音・速さ・間で話せているか
Partごとの主な採点ポイントは、次のとおりです。
| Part | 主な採点ポイント |
|---|---|
| Part A | 発音と強勢、読む速さ、間の取り方 |
| Part B | 5問のうち適切に答えられた数、文法・語彙、発音、話す速さ・間 |
| Part C | 4枚のイラストの内容、重要な出来事、説明の順番、文法・語彙、発音 |
| Part D | 明確な意見、理由や具体例、補足情報、文法・語彙、発音 |
参考:東京都教育委員会「令和8年度 ESAT-J YEAR 3採点基準」
ESAT-Jの問題レベルや英検との比較、平均点については、ESAT-Jの難易度は?英検何級レベル?で詳しく解説しています。
文法や発音を少し間違えたら低評価になる?
文法や発音に多少の間違いがあっても、それだけで解答全体が評価されなくなるわけではありません。
公式の採点基準でも、多少の誤りがあっても、聞き手が内容を理解できる解答は評価の対象になります。
反対に、次のような場合は評価が伸びにくくなります。
- 質問と関係のないことを話している
- 単語を少し並べるだけで、内容が伝わらない
- 声が小さく、解答を聞き取れない
- 評価できるだけの十分な量を話していない
- 何も話さずに解答時間が終わる
ESAT-Jでは、ミスを恐れて黙るよりも、知っている単語や文法を使って、相手に伝えようとすることが大切です。
ESAT-Jを効果的に対策する方法
ESAT-J対策では、英単語や文法を覚えるだけでなく、実際に声に出して話す練習が必要です。
頭の中では英文を作れても、制限時間の中で話そうとすると、言葉が出てこないことがあります。
次の手順で練習すると、問題形式に慣れながら、自分の苦手なところを確認できます。
- Partごとの問題形式と解答時間を確認する
- 本番と同じ時間で声に出して答える
- 自分の解答を録音する
- 録音を聞き、伝わりにくいところを確認する
- 内容や話し方を直して、同じ問題にもう一度答える
最初から長い英文や難しい表現を使う必要はありません。
まずは、短くても問題に合った内容を話せるようにし、慣れてきたら理由や具体例を加えていきましょう。
Part AからPart Dまでの詳しい答え方や勉強法については、ESAT-J対策完全ガイド|Part A〜Dの答え方・採点基準・勉強法で解説しています。
Part別練習をしたあとは、Part A〜Dを通して受ける模擬試験にも取り組みましょう。模試を受ける時期や効果的な活用方法は、「ESAT-J模擬試験|自宅で本番形式の模試を何度も受ける方法」で解説しています。
ESAT-Jの過去問やサンプル問題はどこで見られる?
ESAT-J YEAR 3の過去問や採点基準、サンプル問題は、東京都教育委員会の公式サイトで公開されています。
本番前には、問題を見るだけでなく、音声を聞き、本番と同じ準備時間・解答時間で実際に話してみることが大切です。
公式資料を年度別に確認したい方は、ESAT-Jの過去問|最新問題・解答例・採点基準と対策法をご覧ください。
東京都教育委員会の資料を直接確認したい方は、中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)特設ページから、サンプル問題や過去の問題、採点基準を確認できます。
ESAT-Jについてよくある質問
-
ESAT-Jは面接官と直接話すテストですか?
-
ESAT-Jは、面接官と向かい合って会話する形式ではありません。
専用のタブレットとヘッドセットを使い、タブレットから流れる音声や画面の指示に従って解答します。話した英語はヘッドセットのマイクで録音されます。
-
ESAT-Jでは難しい英語を話す必要がありますか?
-
必ずしも難しい英語を使う必要はありません。
難しい単語や文法を無理に使うよりも、問題に合った内容を、聞き手に伝わる英語で話すことが大切です。
-
ESAT-Jで話せなかったら0点になりますか?
-
一つの問題でうまく話せなかったからといって、テスト全体がすべて0点になるわけではありません。
ただし、発話がない場合や、評価できるだけの十分な量を話していない場合は、その問題で評価を得られない可能性があります。分からないときも、知っている英語を使って答えようとすることが大切です。
-
ESAT-Jの対策はいつから始めればよいですか?
-
本格的な対策は、本試験の2〜3か月前から始めるのが一つの目安です。
ただし、英語を話すことに慣れていない場合は、早めに音読や短い受け答えの練習を始めると、本番で落ち着いて答えやすくなります。
月ごとの具体的な勉強内容は、「ESAT-J対策はいつから始める?中3の月別勉強スケジュールと直前対策」を参考にしてください。
まとめ
ESAT-Jは、中学校で学んだ英語を使って、どのくらい話せるようになったかを測るスピーキングテストです。
中学3年生を対象としたESAT-J YEAR 3の結果は、都立高校入試で活用されます。
ESAT-J YEAR 3では、次の4つのPartが出題されます。
- Part A:英文を音読する
- Part B:質問に答えたり質問したりする
- Part C:4コマのストーリーを説明する
- Part D:自分の意見と理由を話す
Partによって問題形式や採点ポイントが異なるため、まずはそれぞれの違いを理解することが大切です。
そのうえで、本番と同じ時間を計りながら声に出し、自分の解答を録音して聞き直しましょう。
ESAT-J Bridgeでは、Part AからPart Dまでの問題を本番形式で練習できます。自宅でESAT-J対策を始めたい方は、「ESAT-J Bridge」を無料で試すから練習してみてください。
ESAT-Jのパート別対策・模擬試験なら「ESAT-J Bridge」
「ESAT-J Bridge」は、都立高校入試で活用されるESAT-J YEAR 3に特化した、中学3年生向けのスピーキング対策アプリです。
Part A〜DのPart別対策に加えて、本番形式の模擬試験にも取り組めます。
自分の解答を録音し、AI添削や発音評価を確認しながら、苦手なPartを繰り返し練習できます。
「過去問だけでは練習量が足りない」「自宅で本番形式の練習をしたい」という方は、ぜひ活用してください。

アプリはApp Store・Google Playから無料でダウンロードできます。



