ESAT-Jは塾なし・独学で対策できる?自宅でできる勉強法を解説

「ESAT-Jのために塾へ通ったほうがいい?」
「独学でも対策できる?」
「自宅では何を使って勉強すればいい?」

ESAT-J YEAR 3を受ける中学3年生やその保護者のなかには、このような疑問や悩みを持つ人もいるのではないでしょうか。

結論からいうと、ESAT-Jは塾に通わなくても自宅で対策することが可能です。

ただし、英語の理解度や1人で学習を続けられるかどうかによっては、塾や家庭教師などのサポートを利用したほうが進めやすい場合もあります。

独学だけで対策するのが難しいケースについても、記事の後半で紹介します。

ESAT-Jの概要や実施日程、都立高校入試への影響から確認したい方は、ESAT-Jとは?中学校英語スピーキングテストの問題形式・日程・都立入試への影響もあわせてご覧ください。

※本記事では、中学3年生を対象とする「ESAT-J YEAR 3」について解説します。

中学校英語スピーキングテスト対策アプリ「ESAT-J Bridge」画像

アプリはApp Store・Google Playから無料でダウンロードできます。

ESAT-J BridgeをApp Storeからダウンロード

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※無料プランでは模擬試験は利用できません。模擬試験は有料プランで利用できます。

結論|ESAT-Jは塾なしでも対策できるが、向き・不向きがある

ESAT-J対策は、塾やオンライン英会話を利用しなくても、自宅で進めることが可能です。

問題形式と答え方を理解し、実際に英語を声に出して練習すれば、自宅でも必要な対策に取り組めます。

一方で、英語の基礎が十分に身についていない場合や、1人では勉強を続けにくい場合は、学校の先生や塾などのサポートを活用したほうがよいこともあります。

ESAT-J YEAR 3は、Part A〜Dでそれぞれ問題形式が決まっています。

Part主な問題形式
Part A画面に表示された英文を音読する
Part B質問に答えたり、自分から質問したりする
Part C4枚のイラストを見て、出来事を順番に説明する
Part Dテーマについて、自分の意見やその理由などを話す

Part A〜Dの詳しい問題形式や採点基準、基本的な答え方については、ESAT-J対策完全ガイド|Part A〜Dの答え方・採点基準・勉強法で解説しています。

ESAT-Jで求められるのは、中学校で学んだ英語を使って話す力です。

難しい単語や文法を新しく大量に覚えるよりも、知っている英語を使い、決められた時間内に自分の考えを伝える練習が大切です。

ただし、独学では次のような点が課題になりやすいでしょう。

  • 自分がどのくらい適切に答えられているのか判断しにくい
  • 発音や文法の間違いに自分では気づきにくい
  • Part AからPart Dまでを通して解ける新しい問題を、何セットも自分で用意するのが難しい

そのため、「独学か塾か」の二択で考える必要はありません。

基本は自宅で勉強し、自分だけでは対応しにくい部分に教材やアプリなどを活用する方法もあります。

塾なしのESAT-J対策で使える教材

ESAT-Jを独学で対策する場合、最初から参考書を何冊も購入する必要はありません。

まずは、無料で利用できる公式教材や学校の教材から始めてみましょう。

東京都教育委員会のサンプル問題

初めてESAT-Jの対策をする場合は、東京都教育委員会が公開しているESAT-J YEAR 3のサンプル問題を確認しましょう。

2026年度もYEAR 3のサンプル問題と各Partの解答例が公開されています。動画の「サンプル問題体験版」では、タブレットの操作方法や準備時間、解答時間なども確認できます。

最初から高得点を目指す必要はありません。まずは、Part A〜Dでどのような問題が出るのかを知るために使うのがおすすめです。

ESAT-Jの過去問

問題形式を確認したら、実際に出題された過去問にも取り組みましょう。

東京都教育委員会の公式ポータル「Tokyo GLOBAL Student Navi」では、ESAT-Jの過去の問題・解答例・採点基準が年度別に公開されています。

Tokyo GLOBAL Student Navi」ESAT-Jの過去の問題・解答例・採点基準の画像

過去問は、本番の難易度や出題傾向を把握するうえで役立つ教材です。

ただし、公開されている過去問を最初にすべて解く必要はありません。

本番前の実力確認にも使えるように、比較的新しい年度の問題をいくつか残しておく方法もあります。

年度別の過去問や取り組む順番については、【2026年最新】ESAT-J過去問|令和7年度の問題・解答例と対策法で詳しく解説しています。

学校でもらった教材・練習問題

学校でESAT-Jの練習プリントやスピーキング教材が配られている場合は、積極的に活用しましょう。

授業や対策の進め方は学校によって異なりますが、配布された教材は本番に近い形式の練習に使えます。

また、普段使っている英語の教科書も役立ちます。Part Aの音読だけでなく、Part B〜Dで使う基本的な単語や表現を身につけるためにも活用できます。

東京都教育委員会の英語スピーキング教材

東京都教育委員会では、ESAT-Jの問題以外にも、家庭で英語を話す練習ができる教材を公開しています。

例えば、中学校英語「話すこと」トレーニングでは、映像を見ながらスピーキングを練習できます。解答音声を聞き、答えの内容や発音、イントネーションを確認することも可能です。

ESAT-J専用の模擬試験ではありませんが、普段のスピーキング練習に活用できます。

ESAT-Jを独学するなら4つのステップで進める

教材を用意したら、次の4つのステップで対策を進めましょう。

STEP1|まずはPart A〜Dを1度解く

最初に、サンプル問題などを使ってPart A〜Dを1通り解いてみましょう。

最初から上手に答えられなくても問題ありません。この段階では、次の点を確認します。

  • Part Aの英文を声に出して読めるか
  • Part Bで質問に英語ですぐ答えたり、自分から質問したりできるか
  • Part Cで4枚のイラストを順番に説明できるか
  • Part Dで自分の意見や理由を話せるか

どのPartで言葉に詰まってしまうのかを確認すると、その後に何を勉強すればよいか決めやすくなります。

オリジナル問題を使ってPart A〜Dを試してみたい方は、ESAT-Jの練習問題|Part A〜Dの問題例・解答例【音声付き】も活用してください。

STEP2|苦手なPartを重点的に練習する

Part A〜Dを1度解いたら、苦手なPartを重点的に練習しましょう。

例えば、Part Aは問題なく読めても、Part Bでは質問を聞いたあとに英文がすぐ出てこないことがあります。その場合は、Part Aを何度も繰り返すより、Part Bの練習を増やしたほうがよいでしょう。

Partごとの基本的な練習は、自宅でもできます。

Part自宅でできる主な練習
Part A教科書や練習問題の英文を音読する
Part B日常的な質問に答えたり、場面に合った質問をしたりする
Part Cイラストや身近な出来事を順番に説明する
Part D身近なテーマについて、自分の意見や理由を話す

各Partの詳しい答え方や練習方法については、次の記事で解説しています。

STEP3|録音を聞いて改善点を見つける

STEP2で苦手なPartを練習するときは、問題に答えるだけで終わらず、自分の音声を録音して聞き返しましょう。

録音は、Part A〜Dすべての練習に取り入れられます。

スマートフォンやタブレットの録音機能を使えば、次の点を確認できます。

  • 話し始めるまでに時間がかかっていないか
  • 途中で長く止まっていないか
  • 聞き取りやすい声の大きさで話しているか
  • 問題に合った内容を話しているか
  • 制限時間内に答えられているか

録音を聞いたら、公式の解答例や採点基準と比べながら、直したほうがよいところを探してみましょう。

1度にすべてを直す必要はありません。「次は理由まで話す」「もう少し早く答え始める」など、改善する点を1つに絞って練習するのがおすすめです。

STEP4|本番前はPart A〜Dを通して練習する

各Partの問題に答えられるようになったら、本番前にはPart AからPart Dまでを通して解きます。

Part別の練習であれば、教科書や練習問題を使って、自宅でも比較的取り組みやすいでしょう。

一方、本番と同じような順番・時間でPart A〜Dを通して解ける新しい問題を、自分で何セットも用意するのは簡単ではありません。

まずは、次の教材を活用しましょう。

  • 東京都教育委員会のサンプル問題
  • ESAT-Jの過去問
  • 学校から配られた本番形式の練習問題

ただし、同じ問題を何度も解いていると、問題の内容や答えを覚えてしまうことがあります。

本番前には、初めて見る問題でも制限時間内に答えられるかを確認することが大切です。

独学で不足しやすい「通し練習」はESAT-J Bridgeでも補える

公式のサンプル問題や過去問で問題形式に慣れたら、初めて見る問題をPart A〜Dまで通して解く練習にも取り組みましょう。

通し練習に使える問題を増やしたい場合は、ESAT-J対策アプリを活用する方法もあります。

「ESAT-J Bridge」は、都立高校入試で活用されるESAT-J YEAR 3に特化した中学3年生向けのスピーキング対策アプリです。

無料プランがあり、有料プランはWebから申し込む場合、4,980円(税込)から利用できます。有料プランは買い切り型で、購入後1年間使い放題です。

esat-j対策アプリならesat-j-bridge中学校英語スピーキングテスト対策を自宅でできる

ESAT-J Bridgeでは、次のような学習ができます。

  • Part別の練習
  • Part A〜Dを通した本番形式の模擬試験
  • 自分の答えの録音
  • AIによる添削
  • 発音評価

例えば、次の流れで対策を進められます。

  1. 模擬試験を受ける
  2. 苦手なPartを確認する
  3. 苦手なPartを個別に練習する
  4. 別の模擬試験を受け、苦手だった問題に対応できるようになったか確認する

塾に通わず、自宅でPart別の練習から本番形式の模擬試験まで取り組みたい場合に活用できます。

自宅で受けられる模擬試験については、【2026年最新】ESAT-J模擬試験|自宅で本番形式の模試を何度も受ける方法でも詳しく紹介しています。

独学だけで対策するのが難しい場合は?

ESAT-Jは塾なしでも対策できますが、すべての受験生に独学が向いているとは限りません。

次のような場合は、学校の先生に相談したり、塾や英会話などを活用したりすることも検討しましょう。

このような場合考えられる対策
中学校で習う基本的な文法がよく分からないまずは教科書や学校の授業、塾などで基礎から確認する
短い英文を自分で作るのが難しい教科書の例文を参考にし、分からない点は学校の先生などに質問する
自分がどのくらい適切に答えられているのか分からない自分の答えを先生に聞いてもらったり、添削機能のある教材を使ったりする
自分の発音が相手に伝わるか不安お手本の音声を聞く、発音評価機能を活用する
1人ではなかなか勉強を続けられない塾や英会話など、定期的に練習できる環境を利用する

特に、中学校で習う基本的な英文法を十分に理解できていない場合は、ESAT-Jの問題だけを繰り返すよりも、教科書や学校の授業で英語の基礎を復習したほうがよいこともあります。

一方で、学校の英語の授業にはある程度ついていけているものの、英語を話す練習が足りない場合は、自宅でESAT-J形式の問題に声に出して答える練習を増やすとよいでしょう。

塾なしで対策するときに避けたい勉強法

独学で対策するときは、勉強した時間だけでなく、「実際に英語を話したか」を意識しましょう。

特に注意したいのは、次の3つです。

  • 解答例を見るだけで終わる
    • 解答例を読んで内容を理解できても、本番ですぐに英文を話せるとは限りません。問題を確認したら、まずは自分で声に出して答え、そのあとに解答例を確認しましょう。
  • 英文を書いてから読む練習ばかりする
    • 最初は、英文を書いて考えを整理する方法も役立ちます。ただし、Part Bなど、本番でその場で考えて答える問題もあります。練習に慣れてきたら、全文を書かずに、その場で英語を話す練習も増やしましょう。
  • 過去問の答えを覚えてしまう
    • 過去問を繰り返し解くこと自体は問題ありません。ただし、答えを覚えた状態で上手に話せても、初めて見る問題に対応できるとは限りません。過去問を使って問題形式や答え方を理解したら、別のテーマや初めて見る問題にも取り組みましょう。

ESAT-Jの独学はいつから始める?

塾に通わず対策する場合でも、全員が何か月も前から始める必要はありません。

学校の英語の授業にある程度ついていけている場合は、夏休みごろからESAT-Jの問題形式を確認し、少しずつ英語を話す練習を増やしていくとよいでしょう。

英語を話すこと自体に苦手意識がある場合は、それより前から教科書の音読や、短い質問に英語で答える練習を始めておくと、その後の対策を進めやすくなります。

試験まで1か月程度しかない場合でも、問題形式を確認し、制限時間内に答える練習をすることには意味があります。

月別の詳しい勉強スケジュールについては、ESAT-J対策はいつから始める?中3の月別勉強スケジュールと直前対策をご覧ください。

まとめ|ESAT-Jは塾なしでも「Part別練習+通し練習」で対策できる

ESAT-Jは、必ずしも塾へ通わなくても自宅で対策できます。

独学で対策する場合は、次の順番で進めるとよいでしょう。

  1. 公式のサンプル問題などでPart A〜Dの形式を確認する
  2. 苦手なPartを個別に練習する
  3. 自分の答えを録音して振り返る
  4. 本番前には、初めて見る問題を使ってPart A〜Dを通して練習する

Part別の練習には、学校の教科書や公式教材、練習問題などを活用できます。

一方、Part AからPart Dまでを通して解ける新しい問題を、何セットも自分で用意するのは簡単ではありません。公式の過去問や学校から配られた教材を、計画的に使いましょう。

さらに練習できる問題数を増やし、本番形式の練習を繰り返したい場合は、模擬試験やESAT-J対策アプリを利用する方法もあります。

大切なのは、「塾に通っているかどうか」ではなく、実際に英語を声に出し、本番と同じように答える練習ができているかです。

まずはサンプル問題やESAT-Jの練習問題を1度解き、自分がどのPartを苦手としているのか確認してみましょう。

ESAT-Jのパート別対策・模擬試験なら「ESAT-J Bridge」

「ESAT-J Bridge」は、都立高校入試で活用されるESAT-J YEAR 3に特化した中学3年生向けのスピーキング対策アプリです。

Part A〜Dの個別対策に加えて、本番形式の模擬試験にも取り組めます。

自分の答えを録音し、AI添削や発音評価を確認しながら、苦手なPartを繰り返し練習できます。

塾に通わず、自宅でESAT-J対策を進めたい方は、ぜひ活用してください。

ESAT-J Bridgeの詳しい機能については、ESAT-J対策アプリならESAT-J Bridge!中学校英語スピーキングテスト対策を自宅でできるで紹介しています。

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