ESAT-Jの難易度は?英検何級レベル?問題・平均点から分かりやすく解説

「ESAT-Jってどのくらい難しいの?」

「英検でいうと何級くらい?」

「英語が苦手でも対策すれば点数を取れる?」

ESAT-J YEAR 3を受験する中学3年生や保護者の方の中には、このように難易度が気になっている方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、ESAT-Jと英検に公式な対応関係はありませんが、使われる単語や文法の範囲では「中学卒業程度」の英検3級が1つの目安です。

ですが、これはあくまで目安であり、英検3級の資格を持っていても、ESAT-Jが簡単になるとは限りません。

ESAT-Jでは、中学校で習った英語を使い、短い時間で答えを考えて実際に話す力が求められます。

この記事では、

  • ESAT-Jの難易度
  • 英検では何級くらいなのか
  • 最新の平均スコア
  • Part A〜Dで難しく感じやすいポイント

について、中学3年生にも分かりやすく解説します。

実際の問題を確認したい方は、ESAT-Jの練習問題|Part A〜Dの問題例・解答例を無料で紹介も参考にしてください。

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ESAT-Jの難易度はどのくらい?

ESAT-J YEAR 3は、中学3年生を対象とした英語スピーキングテストです。

東京都教育委員会では、ESAT-Jを中学校の授業で身に付けた英語の「話すこと」の力を測るテストとしています。

そのため、高校で習うような難しい単語や文法をたくさん知らなければ解けない試験ではありません。

ESAT-Jで求められるのは、英語を「知っている」だけでなく、その知識を使って実際に話す力です。

例えば、

I played soccer yesterday.

という英文を見て意味が分かることと、

What did you do yesterday?(昨日何をしましたか?)と英語で聞かれたときに

I played soccer with my friends.とすぐに答えられることは別の力です。

学校の筆記テストでは点数が取れていても、普段あまり英語を話していなければ、ESAT-Jを難しく感じることがあります。

反対に、難しい英文を作れなくても、中学校で習った単語や文法を使って、質問に合った内容を伝えられれば評価につながります。

つまり、ESAT-Jは「英語そのものが非常に難しい試験」というより、中学英語を使い、短い時間で答えを組み立てて話すことに難しさがある試験と考えると分かりやすいでしょう。

ESAT-Jは英検何級レベル?

ESAT-Jと英検には、「ESAT-Jは英検○級と同じ」という公式な対応関係はありません。

そのため、「ESAT-J=英検3級」と完全に同じレベルだと考えるのは正確ではありません。

使われる英語の範囲に注目すると、英検3級があくまで1つの目安となります。

英検3級は、日本英語検定協会によると「中学卒業程度」です。

ESAT-J YEAR 3も、中学校で学習した英語を使って話す力を測るため、語彙や文法の範囲には共通する部分があります。

比較項目ESAT-J YEAR 3英検3級
英語の目安中学校で学習した内容中学卒業程度
主に見る内容英語を話す力4技能
音読あり二次試験で出題
質問への応答ありあり
自分の意見を話すありあり
受験形式タブレットに解答音声を録音面接官との面接

英検3級の二次試験を受験したことがある人は、英文を音読したり、英語の質問に答えたりすることには慣れているかもしれません。

ESAT-Jには、Part Cでイラストの出来事を順番に説明する問題や、Part Dで自分の意見と理由などを話す問題もあります。

そのため、英検3級に合格している人も、ESAT-Jの問題形式には慣れておくことが大切です。

ESAT-Jは英検準2級より簡単?

英検準2級は、日本英語検定協会によると「高校中級程度」が目安です。

単語や文法などの範囲だけで比べれば、中学校で学習した英語を使うESAT-Jより、英検準2級の方が高いレベルです。

一方で、英検準2級に合格していても、ESAT-Jで必ず高得点を取れるとは限りません。

特にPart B〜Dでは、問題を理解したあとに、「話す内容を考える→英文を作る→制限時間内に話す」という一連の流れを短い時間で行う必要があります。

英語力が高くても、ESAT-Jの問題形式や時間制限に慣れていなければ、思ったように答えられないことがあります。

ESAT-Jの平均スコアは74.9点

ESAT-Jの難易度を考えるときに参考になるのが、実際の平均スコアです。

2026年8月時点で公表されている最新の結果は、令和7年度(2025年11月実施)の74.9点でした。

過去4年間の平均スコアは次のとおりです。

実施年度平均スコア
令和7年度74.9点
令和6年度68.3点
令和5年度65.2点
令和4年度60.5点

令和7年度は、前年の68.3点から6.6点上がっています。

また、令和7年度はA評価(80〜100点)が47.2%、B評価(65〜79点)が29.0%で、A・Bを合わせると76.2%でした。

試験の難易度が大きく変わっていないとすれば、受験生が年々ESAT-Jへの理解を深め、十分に準備して本番に臨むようになったことが、平均スコアやA評価率の上昇につながったと考えられます。

この結果からも、問題形式を事前に理解し、実際に英語を声に出して練習することが、高い評価につながるといえるでしょう。

また、ESAT-Jは「上位○%ならA」と決まる相対評価ではありません。

平均点だけで難易度を判断するのではなく、実際の問題を解いて、自分がどのくらい話せるかを確認することが大切です。

ESAT-JのスコアやA〜F評価について詳しく知りたい方は、ESAT-Jの点数と都立入試の換算点を分かりやすく解説!スコア・A〜F評価・平均点まとめをご覧ください。

ESAT-JはPart A〜Dのどこが難しい?

ESAT-J YEAR 3には、Part A〜Dがあり、それぞれ問題形式と求められる力が異なります。

Partごとの難しく感じやすいポイントを確認しておきましょう。

Part問題形式難しく感じやすいポイント
Part A英文を音読する発音・強勢・読む速さ・間の取り方
Part B質問に答える・質問する短い時間で英文を作る
Part Cイラストの出来事を説明する過去形などを使って順番に話す
Part D自分の意見を話す意見・理由などを考えて話す

Part A|英文を音読する

Part Aでは、画面に表示された英文を声に出して読みます。

主に、発音や強勢、読む速さ、間の取り方などが評価されます。

自分で英文を作る必要がないため、比較的取り組みやすいと感じる人もいるでしょう。

しかし、止まらずに速く読めるだけで、高い評価につながるわけではありません。

速さよりも、意味のまとまりを意識し、聞いている人に内容が伝わるように読むことが大切です。

詳しい練習方法は、【音声付き】ESAT-J Part A(音読)対策|練習問題・採点基準・高得点のコツで解説しています。

Part B|質問を聞いてすぐに答える

Part Bでは、英語の質問を聞いて答えたり、提示された情報をもとに自分から質問したりします。

難しく感じやすいのは、答えを考える時間が短いことです。

完璧な英文を作ろうと長く考えていると、答える時間がなくなってしまいます。

まずは知っている単語や文法を使って、質問に合った内容を伝えることを優先しましょう。

詳しい答え方は、ESAT-J Part B(会話)対策|質問への答え方・練習問題・採点基準【音声付き】で解説しています。

Part C|出来事を順番に説明する

Part Cでは、複数のイラストを見て、出来事を順番に説明します。

難しく感じやすいのは、イラストの内容を理解し、話の流れに沿って英文を組み立てる必要があることです。

何が起きたのかを整理し、過去形などを使いながら、最初のイラストから最後のイラストまで話をつなげることがポイントです。

1文ずつ完璧な英文を作ろうとするのではなく、知っている表現を使って最後まで説明できるように練習しましょう。

詳しい答え方や練習問題は、ESAT-J Part C(ナレーション)対策|4コマの答え方・練習問題・採点基準【音声付き】で紹介しています。

Part D|自分の意見と理由を話す

Part Dでは、身近なテーマについて、自分の意見とその理由を話します。

Part Dで難しいのは、英文を作るだけでなく、「自分はどう思うのか」「なぜそう思うのか」まで考える必要があることです。

まずは「意見→理由」という流れで話せるようにし、慣れてきたら具体例などを加えて内容を広げていきましょう。

詳しい意見や理由の作り方は、ESAT-J Part D(意見発表)対策|意見・理由の答え方・練習問題・採点基準をご覧ください。

Part A〜DのどのPartも、問題や解答例を見るだけでは十分な対策になりません。

「問題を見る・聞く→答えを考える→実際に声に出す」という流れを繰り返し、本番を意識して時間内に答える練習をすることが大切です。

Part B〜Dで使いやすい英語表現を確認したい方は、ESAT-Jで使える表現・フレーズ集|Part B・C・Dですぐ使える英語例文も参考にしてください。

自分にとってESAT-Jが難しいかを過去問で確認しよう

平均点や英検の級だけでは、自分がESAT-Jでどのくらい話せるのかまでは分かりません。

自分の実力を確認するために、まずは過去問を一度解いてみましょう。

ESAT-J YEAR 3の本試験の問題と解答例は、例年、本試験の翌日午後5時ごろに東京都教育委員会のホームページで公開されています。

2026年8月現在、すでに令和7年度に実施されたESAT-J YEAR 3の問題・解答例・採点基準を確認できます。

最初はスコアを気にしすぎず、

  • Part Aを時間内に最後まで読めるか
  • Part Bで質問を聞いて答えられるか
  • Part Cで出来事を順番に説明できるか
  • Part Dで自分の意見と理由を話せるか

を確認してみましょう。

最新の過去問や具体的な使い方については、【2026年最新】ESAT-J過去問|令和7年度の問題・解答例と対策法で詳しく紹介しています。

過去問を解いて苦手なPartが分かったら、Part別に繰り返し練習し、最後はPart A〜Dを本番と同じ順番で通して練習するのがおすすめです。

自宅でできる模擬試験については、【2026年最新】ESAT-J模擬試験|自宅で本番形式の模試を何度も受ける方法をご覧ください。

ESAT-J Bridgeなら中学英語を「話す」練習ができる

「英文を見れば分かるけれど、自分で話そうとすると英語が出てこない」

「自分の発音や回答が合っているのか分からない」

という場合は、実際に声を出して答える練習を増やすことが大切です。

ESAT-J YEAR 3対策アプリ「ESAT-J Bridge」では、

  • Part A〜Dの個別練習
  • 動画による答え方の解説
  • 本番に近い形式での録音
  • AIによる解答添削
  • AIによる発音評価
  • 本番形式を意識した模擬試験

に取り組めます。

問題に答えたあとにAIの添削や発音評価を確認し、できなかったところを直してもう一度声に出すという流れで練習できます。

ESAT-Jでは、難しい英語を覚えることよりも、中学校で習った英語を実際に使える状態にすることが重要です。

まずは無料プランで、Part A〜Dの問題を試すことができます。

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まとめ|ESAT-Jは中学英語を「話せるか」がポイント

ESAT-J YEAR 3では、中学校で学習した英語を使って、どのくらい話せるようになったかが測られます。

英検との公式な対応関係はありませんが、使われる単語や文法の範囲では「中学卒業程度」の英検3級が1つの目安です。

英検3級の単語や文法を知っているだけでは、ESAT-Jで高い評価を取れるとは限りません。

ESAT-Jでは、

  • 英文を声に出して読む
  • 質問を聞いて答える
  • 出来事を順番に説明する
  • 自分の意見と理由を話す

といった力が求められます。

2026年8月時点で公表されている最新の平均スコアは、令和7年度の74.9点です。A評価の割合は47.2%でした。

まずは過去問を一度解いて、自分がどのPartを難しく感じるのかを確認してみましょう。

そのうえで苦手なPartを繰り返し声に出して練習し、最後はPart A〜Dを本番と同じ順番で通して練習するのがおすすめです。

難しい英語をたくさん覚えることよりも、これまでに学んだ中学英語を本番ですぐに使える状態にすることを目指しましょう。

ESAT-Jのパート別対策・模擬試験なら「ESAT-J Bridge」

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Part A〜DのPart別対策に加えて、本番形式の模擬試験にも取り組めます。

自分の解答を録音し、AI添削や発音評価を確認しながら、苦手なPartを繰り返し練習できます。

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