ESAT-Jは私立高校志望でも受ける?受けない場合・都立併願の場合を解説

「私立高校が第一志望でもESAT-Jは受けるの?」

「私立単願なら受けなくても大丈夫?」

「私立高校と都立高校を併願する場合はどうすればいい?」

中学3年生や保護者の方のなかには、このような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

結論からいうと、都内公立中学校に在籍する中学3年生は、私立高校志望かどうかにかかわらずESAT-J YEAR 3の受験対象です。

ESAT-Jの結果は、都立高校入試で活用されます。私立高校が第一志望であっても、都立高校を併願する可能性が少しでもあるなら、高得点を目指して対策しておくことが大切です。

この記事では、私立単願の場合や都立高校を併願する場合、都内の国立・私立中学校から都立高校を受験する場合など、進路別にESAT-Jとの関係を分かりやすく解説します。

ESAT-Jの仕組みや問題形式から確認したい方は、ESAT-Jとは?中学校英語スピーキングテストの問題形式・日程・都立入試への影響も参考にしてください。

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ESAT-Jの受験対象と入試への関係を進路別に確認しよう

ESAT-Jの受験対象や入試での扱いは、在籍する中学校と高校の志望状況によって異なります。

進路別に整理すると、次のとおりです。

現在在籍している中学校高校の志望状況ESAT-Jとの関係
都内公立中学校私立高校のみESAT-J YEAR 3の対象。結果は私立高校入試には使われない。
都内公立中学校私立第一志望・都立併願ESAT-J YEAR 3の対象。都立高校入試に備えて高得点を目指す
都内公立中学校私立か都立か検討中ESAT-J YEAR 3の対象。都立高校も候補なら対策を進めておく
都内の国立・私立中学校私立高校のみ原則としてESAT-J YEAR 3の対象外
都内の国立・私立中学校都立高校を受験予定希望すればESAT-J YEAR 3を受験できる

※都内公立特別支援学校の中学部や、都内公立中学校の特別支援学級に在籍する生徒は、希望による受験です。

ここから、それぞれのケースについて詳しく見ていきましょう。

都内公立中学校の3年生は私立高校志望でもESAT-Jの対象

私立高校のみを志望していても、都内公立中学校に在籍する中学3年生はESAT-J YEAR 3の受験対象です。

ESAT-Jは、都立高校入試で結果を活用するだけでなく、中学校で学んだ英語の「話す力」を確認し、授業の改善に生かす目的でも実施されます。

東京都教育委員会の2026年度実施要項では、都内公立中学校などに在籍する第3学年の全生徒が対象とされています。ただし、都内公立特別支援学校の中学部や、都内公立中学校の特別支援学級に在籍する生徒は、希望による受験です。

私立高校のみを志望している場合も、学校から配布される案内に沿って手続きを進めましょう。受験について不明な点があれば、中学校の先生に相談してください。

私立第一志望でも都立高校を併願するならESAT-Jで高得点を目指そう

私立高校が第一志望でも、都立高校を併願する可能性がある場合は、ESAT-J YEAR 3で高得点を目指して対策しましょう。

ESAT-J YEAR 3の結果は、都立高校入試の第一次募集・分割前期募集で、リスニングテストを含む英語学力検査を実施する学校において活用されます。

都立高校入試では、ESAT-JのA〜F評価を0〜20点に換算し、学力検査の得点や調査書点と合わせて総合得点を算出しています。

私立高校だけを考えていた場合でも、次のような理由で進路が変わることがあります。

  • 模試や学校の成績を見て、都立高校も候補に入った
  • 学校見学をきっかけに、志望校が変わった
  • 家族で話し合い、私立高校と都立高校を併願することになった

都立高校も進路の候補に入っているなら、志望校が確定する前から、ESAT-Jの問題形式に慣れ、英語で答える練習を進めておきましょう。

ESAT-Jの結果が都立高校入試でどのように扱われるかについては、ESAT-Jの点数と都立入試の換算点|スコア・A〜F評価・平均点まとめで詳しく解説しています。

※2026年度のESAT-J YEAR 3の結果が使われる令和9年度都立高校入試の詳細は、東京都教育委員会が公表する正式な入学者選抜実施要綱・同細目も確認してください。

2026年度のESAT-J YEAR 3本試験は、2026年11月22日(日)に実施されます。本試験の結果は、2027年1月6日(水)から保護者用マイページと生徒用マイページで確認できる予定です。

申込期限や試験日、結果公開日については、【2026年度】ESAT-Jの日程はいつ?申込期限・試験日・結果発表日も参考にしてください。

都内公立中学校の生徒がESAT-Jを受験していない場合、都立高校入試ではどう扱われる?

都内公立中学校の3年生は原則としてESAT-Jの受験対象ですが、病気などで受験できない場合もあります。未受験の場合の都立高校入試での扱いは、受験しなかった理由や申請の承認状況によって異なります。

都内公立中学校の生徒が「テストを休んだ方が入試で有利になる」などの理由で、意図的にESAT-Jを受けなかった場合、不受験者に対する措置は適用されません。

その場合、都立高校入試ではスピーキングテストに相当する得点が付きません。

一方、本試験を病気などのやむを得ない理由で欠席した場合は、申請が承認されれば追試験を受験できます。

また、個別の状況や障害特性などにより受験できない、または受験できなかった場合には、申請・審査を経て「結果活用に関する措置」の対象となることがあります。必要な手続きは、中学校の先生に確認しましょう。

「今は私立志望だから」という理由だけで受験しないと、あとから都立高校へ志望変更した際に不利になるおそれがあります。

進路が確定していない場合は、自己判断で受験を見送らないようにしましょう。

都内の国立・私立中学校から都立高校を受験する場合はESAT-Jを受けられる

都内の国立・私立中学校に在籍している中学3年生は、原則としてESAT-J YEAR 3の対象外です。

ただし、都立高校を受験する中学3年生は、希望すればESAT-J YEAR 3を受験できます。受験した場合、その結果は、第一次募集・分割前期募集のうち、ESAT-Jの結果を活用する学校の入試で使われます。

2026年度に都内の国立・私立中学校から本試験を受験する場合、通常の申込期間は2026年9月1日(火)午前9時から10月8日(木)午後5時までです。

都立高校を受験する可能性がある場合は、志望校が確定していなくても、早めに在籍している中学校へ相談しましょう。受験を希望する場合は、学校を通して申込関連資料を請求してもらい、その後、保護者用マイページから受験を申し込みます。

詳しい手順は、【2026年度】ESAT-Jの申し込み方法|保護者用マイページの登録・申込手順と期限を解説をご覧ください。

国立・私立中学校の生徒は、未受験でも直ちに0点にはならない

都内の国立・私立中学校などに在籍しているためESAT-Jを受けていない生徒は、都立高校入試で不利にならないように取り扱われます。

東京都教育委員会の入試Q&Aでは、こうした生徒について「仮のスピーキングテスト結果」を算出し、点数化すると説明しています。そのため、未受験という理由だけで、スピーキングテストに相当する得点が0点になるわけではありません。

ただし、ESAT-Jに申し込んだ後、病気や事故などのやむを得ない理由なく欠席した場合は、この措置は適用されず、スピーキングテストに相当する得点は0点になります。

自分に適用される扱いや必要な手続きは、在籍する中学校の先生に確認しましょう。

私立第一志望ならESAT-J対策はどのくらいやればいい?

私立高校が第一志望で都立高校も併願する場合は、ほかの受験勉強とのバランスを考えてESAT-J対策を進めましょう。

私立高校の入試対策や都立高校の学力検査対策、内申対策も並行して進める必要があるからです。

ESAT-Jでは、次のような問題を通して、英語を話す力が問われます。

  • 英文を声に出して読む
  • 質問を聞き、短い準備時間で答える
  • イラストを見て、出来事を英語で説明する
  • 身近なテーマについて、自分の意見と理由を話す

英語の知識があっても、形式に慣れていなければ本番で戸惑う可能性があります。まずは各Partの問題形式と解答時間を確認し、実際に声を出して一通り練習しておきましょう。

問題形式やPart別の答え方は、ESAT-J対策完全ガイド|Part A〜Dの答え方・採点基準・勉強法で解説しています。

ESAT-J Bridgeならほかの受験勉強と並行して自宅で対策できる

ESAT-J YEAR 3対策アプリ「ESAT-J Bridge」では、次の機能を使って自宅で対策できます。

  • Part A〜Dの個別練習
  • 動画による答え方の解説
  • 自分の回答の録音
  • AIによる回答の添削
  • AIによる発音評価
  • 本番に近い形式の模擬試験

自宅で苦手なPartを選んで練習できるため、ほかの受験勉強と並行してESAT-J対策を進めたい場合にも活用できます。

無料プランでは、Part A〜Dを各1レッスン試せるほか、AI添削とAI発音評価をそれぞれ3回まで利用できます。

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まとめ|私立志望でも都立併願の可能性があるならESAT-Jで高得点を目指そう

ESAT-Jとの関係は、在籍する中学校と高校の志望状況によって異なります。

  • 都内公立中学校の3年生は、私立高校志望でも原則としてESAT-J YEAR 3の受験対象
  • 私立第一志望でも、都立高校を併願する可能性があるなら高得点を目指した対策が大切
  • 都内の国立・私立中学校の生徒は原則対象外だが、都立高校入試で結果を活用する場合は希望して受験できる

都立高校も進路の候補に入っているなら、ほかの受験勉強と並行して、問題形式の確認と声に出す練習から始めましょう。

ESAT-Jのパート別対策・模擬試験なら「ESAT-J Bridge」

「ESAT-J Bridge」は、都立高校入試で活用されるESAT-J YEAR 3に特化した中学3年生向けのスピーキング対策アプリです。

Part A〜Dの個別対策に加えて、本番形式の模擬試験にも取り組めます。

自分の答えを録音し、AI添削や発音評価を確認しながら、苦手なPartを繰り返し練習できます。

塾に通わず、自宅でESAT-J対策を進めたい方は、ぜひ活用してください。

ESAT-J Bridgeの詳しい機能については、ESAT-J対策アプリならESAT-J Bridge!中学校英語スピーキングテスト対策を自宅でできるで紹介しています。

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